舘祐司の気ままなブログ

2017年07月

梅雨だったのかよくわからないまま梅雨が明け、蝉が一斉に鳴き始めました。

「よし俺たちの季節が来たぞ」と言わんばかりの勢いです。

僕らが子供の頃、夏休みになれば蝉取りも遊びの一つでした。
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取り逃がすと決まって蝉におしっこを掛けられます。
男の子なら皆経験していると思います。
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なぜ、おしっこをかけて逃げるのでしょうか?
蝉は樹液を吸いその中の養分だけを体内に取り込んで生きています。
従ってほとんどの水分は対外に排出されるそうで、飛び立つとき以外でも出しているようです。

飛び立つときに排出するのは、自重を軽くすることが大きな目的だそうです。
飛び立ったものの動きが鈍ければ天敵の鳥にすぐに捕らわれてしまいますからね。


さて、今日の本題に入ります。

大体蝉は昼の間うるさいほど鳴いていても夜になると静かになります。
それはなぜでしょうか?

セミが鳴くためには一定以上の気温と光が必要なようです。
従って気温が下がり、暗くなった夜には鳴くための条件が揃わないということです。

夜でもたまに街路灯の近くに集まって鳴いていることがありますね。
これは光と気温の条件が揃っているのでしょう。


しかし、15年ほど前から夜鳴く蝉が話題になっているようです。
関東の都市部で夜になっても鳴いている蝉が確認されているそうです。
関西であまり聞かれないのはクマゼミが多く生息しクマゼミは夜鳴かないようです。

「夜は鳴かないのでは?」と不思議に思いますが、その理由は夜の気温が下がらず熱帯夜が増加していることが一因だそうです。大体25度を超えると鳴くようです。
そしてもう一つ、都会はネオンや街灯照明で明るい場所が多いということです。

「暑くて明るい」となれば鳴く条件が整うわけです。

興味深い事実がありました。
タイ・バンコクのセミは昼は鳴かないそうです。
タイ人の方に「日本では昼に鳴く」と伝えると「それはセミではない」と返されるそうです。(笑)

バンコクでは蝉が夜鳴くのは常識のようです。

私達からすると不思議な感じですね。

結論から言うと、こういうことです。
蝉と言うのは熱帯地方の昆虫です。
だとすれば、タイにいるセミが本来の姿なのではないか?

学者の方によると蝉はカメムシ科の子孫だそうで、カメムシは今でも夜行性なのです。
とすると蝉も元々夜行性だったと考えられます。
夜行性ゆえに鳴くことでメスを呼び寄せるという行動様式もしっくりきます。
(鳴くのはオスだけです)
夜なら天敵の鳥からも身を守ることが容易です。

以上のことから、日本にいる蝉は熱帯地方から飛んできて、寒冷地適応する過程で昼型に移行したのではないかと考えられているようです。(科学ブログから引用させてもらいました)

今後都市部のヒートアイランド化が進むと日本でも夜に鳴くセミが増加する可能性があります。
とすれば蝉取りは夜の遊びになってしまいますね。(笑)

蝉の鳴き声は暑さを連想させます。
暑い夜がまたさらに寝苦しくなるかもしれませんね。それは困ったものです。

こんなところにも地球温暖化の影響が出てくるんでしょうか。

最後に7月のカバ丸くんです。
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久しぶりに下呂の杤本トマト園さんに来ました。
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今年のトマトの具合はどんなかな?
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恐る恐るビニールハウスに近付き中を見てみると・・・

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おおー、しっかりと生っていました。
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今年は天候が不順で日照がどうなのかと若干心配していましたが、しっかりと育て上げているところはさすがです。
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選別しながら2人で箱一杯取りました。
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今年も恒例のお兄さんと 2ショット。
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2人の間に写っているのがケチャップです。今年初めて商品化したそうです。

お盆ごろに東海テレビの取材が予定されているそうです。

冷たい水で冷やしていただきまーす。
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また今年もう1回きたいと思います。

ランチは飯田の千秋庵さんで天ぷらそばをいただきました。
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変わらず美味しいです。
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食べてる間にもう暖簾がしまわれました。まだ13時30分になっていません。
これもいつもと変わらないパターンですかね。 

さてこのシリーズ節目の30回目を迎えました。


30回目にふさわしく今回は音楽界の巨匠ポール・マッカートニーの初めてのソロシングルを紹介します。
「アナザー・デイ」です。
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もともとポールファンだったのでこのレコードはすぐに買いに行った記憶があります。
何回も何回も繰り返し聴いていたので自然に歌詞が頭に入っています。


皆さんご存知のように1970年ビートルズは解散しました。
厳密にいうと1970年4月10日にポールが脱退を表明し、そのわずか1週間後にソロアルバム「マッカートニー」を発表します。ビッグニュースとともにアルバムは好調な売れ行きを示しますが、ジョン・レノンから宣伝に利用したと非難されマスコミからも酷評されたようです。

そんなドタバタもあったようですが、音楽の才能に溢れているポールは精力的に曲を発表していきます。
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同じ年に「出ておいでよ、お嬢さん」そしてウィングスを結成し、その第1弾が「アイルランドに平和を」です。
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この曲は政治的な色が強く、イギリスでは放送禁止になりました。
このレコードも持ってました。ああ、懐かしい。

そしてウィングスは次々にビッグヒットを発表していきます。
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「メアリーの子羊」「ハイハイハイ」「マイラヴ」007の「死ぬのは奴らだ」の主題曲もありました。
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「ジェット」「バンドオンザラン」いつもヒットチャートを賑わせていました。
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そのポールも現在75歳です。しかし2017年4月にも日本公演を開催して健在ぶりを示しています。
超人ですね。

ポールの優しくて繊細なヴォーカルをお楽しみください。「アナザー・デイ」
 

今子供たちにとって待ちに待った夏休みが始まったところだ。
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その夏休みに関して7月初めにショッキングなニュースが静岡新聞に出た。

その記事によると。
~吉田町教育委員会は新たな教育改革で2018年度、町立小中学校の夏休みを17年度の24日から16日程度に短縮する方向で検討を始めた。~

16日間ということはいきなり半分以下になるわけだ。
その理由とは。
~次期学習指導要領への対応も踏まえて授業日数を増やす一方、1日当たりの授業時間数を減らすことで、教員の多忙化を解消。授業の準備時間などを確保し、質の高い教育の提供へつなげる狙いがある。~
ということのようである。

つまり、夏休みの日数を削減することで、その時間を分散でき1年を通して1日当たりの授業時間数を短縮し、時間を有意義に使いましょう、ということだ。
そのため吉田町教育委員会は普通教室、特別教室すべての教室にエアコンを完備し環境整備に努めているという。
吉田町教委としては、核家族化やひとり親、働く女性の増加といった家庭環境の変化を踏まえ、保護者が働きやすい環境も整えたいということらしい。

保護者からは賛否両論出ているらしいが、困るのは当の子供たちだ、このショックは大きいに違いない。
そりゃそうだろう、子供たちにとって夏休みは1年のうちでもお正月の次に楽しみなイベントだ。(たぶん)
ましてや吉田町の小中学校だけが短縮され、他の学校は40日休んでいるなんてやりきれない思いだろう。

今検討に入ったばかりの段階なので、これが実施に至るまでにはまだ紆余曲折あるだろうが、全国的にも教師の多忙化が問題視されている現代では授業時間を分配し、教師の負担軽減手段として先駆けとなる可能性もある。
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また、学校の部活動に対する考え方も今後変えていかなければいけないような気がする。
いつまでも教師主導では体がもたないのではという声も聞かれる。
校外で専門性の高い知識を持った指導者が行うほうがいいいのではないかという意見には賛成だ。
部活はもはや教師の仕事の範疇を越えているようにも思える。

そもそも昔の教師はここまで多忙ではなかったような気がする、では今なぜ教師がこれほどまで多忙を極め、多くの教師が悩み苦しんでいるのだろう。
実際にうつ病やノイローゼになっている教師の話も聞いたことがある。
心の闇を取り除くためには、その原因から探らないと教育界に明るい未来はやってこないだろう。

どんな結論になったとしても、当事者である生徒らが被害者にならないようにと思うばかりだ。


先日近くの御用水を散歩していた時の話です。
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知り合いのご年配の方にばったりお会いして挨拶すると、川を指差して「あれ見て」と言われました。
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「ん?」 「何々?」
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「あれ?」 
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「もしかして白い亀?」 
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そうなんです、白い亀が悠々と泳いでいるではありませんか。

何年か前にもこの場所で白亀を見たことがあります、同じ亀はどうかはわかりませんが非常に珍しいことです。
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でもよくよく見ているとなんだか首が長いことがわかります。亀にしてはちょっと変です。
そのご老人の方も「これはスッポンだな」 

「スッポン?」… 亀よりももっと珍しいです。
この街中で自然のスッポンに遭遇するなんてことはあまりないですよね。

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このように全身白い個体のことを「アルビノ」と言われ熱帯魚などでも人気があります。
白い体はメラミンの欠乏によるもので、劣性遺伝や突然変異によって出現するそうです。
希少なという点で珍重されたり、場合によっては神聖なものとされ信仰の対象になることもあります。
白蛇なんかがそうですね。 

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白というより金色に光っているようにも見えます。



先ほどのご老人によると、この近くを通りかかるお年寄りの方々は皆さんこのスッポンを眺めて行かれるそうです。 

もしかすると何かご利益があるのではないかということなのかもしれませんね。 

吉兆の予感がしてきました。 何かいいことあるかな?

 

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