舘祐司の気ままなブログ

2016年12月

さあ今年も大晦日になりました。

「大晦日」の由来を調べて見ました。
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旧暦では月の最後の日を晦日と呼んでいたそうです。

晦日の晦(みそ)は元々三十から来ているそうです。

30歳になると三十路と言いますよね。その三十(みそ)です。


毎月晦日があるのですが、12月の晦日は一年の終わりという意味で、大の字が当てられ「大晦日」と言うようになったということです。

また、大晦日は別名「おおつごもり」とも言われます。

つごもりは「月ごもり」が訛ったものらしいです。
月の満ち欠けで暦が決められていた旧暦では、1日は新月、15日は満月の日であり、満月の日を境に月末に向かって月はだんだんと欠けて見えなくなっていきます。

このことから月の最後に日は月がこもってしまうことから、月ごもりが晦(つごもり)となり、12月の最後の日を大晦(おおつごもり)と呼ぶようになったとされているそうです。

月の満ち欠けで決める旧暦ってなんかロマンチックですね。



大晦日だけの風習があります。

☆「年の湯」に入る。
「年の湯」とは大晦日の夜に入るお風呂のことを言います。
お風呂に浸かりながら一年のことを振り返り、一年の垢を落として、綺麗さっぱりすることで、新年を気持ちよく迎えるという意味があるそうです。

☆「年越しそば」を食べる
蕎麦は伸ばした生地を細く長く切って食べることから、長寿や健康といった縁起を担いだものとされています。
他に蕎麦は切れやすいことから「悪縁や災いを断ち切る」という意味もあり、どちらの意味で食べても構わないそうです。
この習慣は江戸時代から始まったと言われています。
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☆除夜の鐘
大晦日の夜から新年に変わる深夜を挟んでつかれる鐘のことを言います。

仏教儀式であるため、日本全国のお寺で行われ、つく鐘の数は108です。
この108には人の煩悩の数という意味があります。
煩悩とは「人の心を惑わし、悩ませるもの」とされています。
鐘をつくたびに煩悩が取り払われ、正しい心で新年を過ごすためのお清めの儀式ということです。
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さてあなたはどのように大晦日を過ごされますでしょうか。
過ごし方は人それぞれですが、ゆったりと一年を振り返ってみるのもいいでしょう。
また、家族団欒で楽しく過ごすのもいいと思います。


最後に英語では大晦日のことを「ニューイヤーズ・イブ」と言うそうで、日本のように特に何か風習があるわけではないそうです。単純に元日の前の日という捉え方ですね。

最近では日付の変わる時に大勢でカウントダウンをして新年を喜び合う姿をよく見ますね。
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どこの国でも新しい年をむかえるのは、特別な気持ちになるのでしょう。


来年もいい年になりますように、お祈りいたします。




※この記事は「豆知識PRESS」より抜粋させていただきました。






 

さて年末もいよいよ押し迫ってきました。
一般的には28日で「仕事納め」という事業所が多いと思います。

この年末から年始の時期になると、「来年を占う」とか「今年はどんな年になるか」のような予想の記事が増えてきます。

僕の考えを書きます。

アメリカの大統領に十中八九トランプ氏が選出されるはずです。
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ここまでの過激な発言などから、どんな政治をされるのか、当然世界中から注目をされます。

自国保護主義を唱えています。
また、日本には沖縄の基地の費用負担増を公言していました。

核兵器に対してもオバマ氏の廃絶方向とは真逆の容認派です。

北朝鮮の金正恩委員長とも会談する準備があるようなことを示唆しています。

そうです、決して海の向こうの話ではないのです。

保護政策に転じれば、日本にとってアメリカは大きな貿易の黒字国ですから、少なからずダメージを受けるでしょう。
また、中国や北朝鮮との距離感もどのように変化していくか気になるところです。

トランプ氏は政治家ではなくビジネスマンです。
こと経済的な取引や交渉事には長けていると考えられます。

逆に軍事や国の政治に関しては素人同然だとの見方もあります。
仮にそうだとして、素人が権力を持ったら、先を見通すことが非常に難しいだろうと思います。

メリットとしては、従来の政治家にはなかった新鮮な発想が生まれる可能性も考えられます。

トランプ氏がどんなカードを切ってくるのか、あるいはとんでもないジョーカーを持っているのか、ギャンブルするのかどうなのか、2017年は大注目です。

いずれにせよ「対岸の火事」では済まないことは明白で、ある意味ここ数十年の間、蜜月関係であったことも、どうなるか不透明と言わざるを得ません。



また「フィリピンのトランプ」と呼ばれるドゥテルテ大統領ですが、なにか危険なにおいがいたします。
過激発言は北の金正恩委員長の十八番だと思っていましたが、そういう指導者に人気が集まる傾向にあるように感じます。
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現在の政治に不満が募り、変化を求め大胆な人に票が集まっているのでしょうが、一つ間違うと、独裁者を選んでしまうことになるかもしれません。

日本にもかつて橋下徹さんというそちらに類する政治家がいましたね。人気がありました。

例えばドゥテルテ大統領はあえて「殺人」という表現を用いて犯罪を撲滅しようとしています。

考えすぎかもしれませんがポピュリズム(大衆迎合主義)に向かっていくのは危険な感じがいたします。

時代は違いますがかつてのヒトラーやムッソリーニのような独裁者を担いではいけないのです。

なんだか暗い話題になってしまいましたが、とにかく楽観視はできません。
常に注視することが必要で、ひとまず安倍首相の対応にも注目をしたいと思います。

次回はまた、明るい話題を探します。

「◯◯のトランプ」という方がどんどん現れるような気もします。


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七編の短編集で綴られています。

1.銀行はやめたけど
2.プラスチックス
3.眼
4.誰のノート?
5.家計簿の謎
6.人事を尽くして
7.常連客

大原次郎は31歳で大手銀行に勤務していましたが、リストラで退職し就活中の身です。

次郎が住んでいるアパートの大家さんである宮尾さんから銀行からの借り入れについて相談があるところから始まります。

その問題をうまく解決したあと、宮尾さんの娘の梨香からある提案が出ました。

それは、「どうせ失業中なら自分で開業したら?」
「他にも困っている人がたくさんいるんじゃないかしら、金融探偵ってのはどう?」

この大胆な提案に次郎は面食らうが、それもまんざら悪くないな、と少し前向きな気持ちに変化するのでした。

それを皮切りに次々と問題に関わり解決に導いていきます。
2話の一件からは警察官とも親しい間柄になります。



短編集ですので、1話から7話までそれぞれ完結して読み切れますが、うまくお話をつなげて連鎖させています。
その辺りも著者の技術が見て取れます。

2話の「プラスチックス」などは読んでいても結末の予想が全くつきませんでした。

池井戸潤氏お得意の銀行が舞台のお話ばかりではありませんので、著者の幅の広さを感じます。 

 

昨年の12月28日に「舘祐司の気ままなブログ」第1回目をアップしました。
この記事からスタートしました。
早いものですね、あれから1年経ちました。

いつも読んでいただいている皆様には心から感謝いたします。

時々こんな内容でいいんだろうか?と自問自答することもありますが、そこはタイトルにありますように「気まま」ということでご容赦下さい。

僕が気になったこと、面白いなあと感じたこと、美しいなあと感じたこと、昔の音楽のこと、時事ネタなどから書くことを決めています。

ニュース系の記事は内容をできるだけ正確にお伝えした上で、自分の意見を添えるように意識しています。 まあ、僕1人で 何を言おうが日本の政治が変わるわけではありませんけど。(笑)


どんな記事がたくさん読まれているかはある程度わかるようになっています。

最近で多かったのが、女子ゴルファーで全英女子オープンを制した、アリヤ・ジュタヌガーンのことを書いたブログです。

皆さんも関心が高いのですね。

さらにもう1年前の楽仕事ブログも含めますとシンガポールに行った時のブログが未だに上位に来る時があります。
シンガポールも人気があるということなんでしょうか。

これからも、あまり肩肘張らずに書いていくつもりですので、お時間がありましたら時々は読んでいただけると幸いです。

あっという間に今年も終わりに近づいています。

皆様の幸せを願いまして 今回は終わります。

 

元デュオグループ「ワム!」のジョージ・マイケル氏の死亡をニュースで知りました。
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享年53歳とのことで、本当に早すぎる旅立ちです。

 「ワム!」は1980年代に一世を風靡したデュオグループです。
その後1986年に 解散しますが、ソロヴォーカルとしても名を馳せました。
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ソロになってからの大ヒットCDがこの「Faith」 (フェイス)です。僕も持っています。
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世界で1500万枚セールスしグラミー賞の最優秀アルバム賞に輝きました。


1つ思い出があります。
それは「ワム!」時代名古屋でライヴがありたまたまチケットを入手したのですが、仕事の関係で行くことができず、今の妻に譲り代わりに見に行ってもらいました。

 人気絶頂の頃でしたから、初っぱなから会場は大盛り上がりだったそうです。
1985年、会場は名古屋市公会堂だったようです。
ここは音響がいいし、狭いのでさぞ近くで見れたことでしょう。 

以前にも書きましたが、ライヴパフォーマンスはオンリーワンですから貴重で価値の高いものだと思います。


しかし2016年は1月のデビット・ボウイさんに始まり、多くの海外の大物ミュージシャンが天国に召されました。
2月にイーグルスのグレン・フライ氏、アース・ウィンド&ファイアのモーリス・ホワイト氏、4月にはプリンス氏、 そして11月にはレオン・ラッセル氏という具合です。
昨年になりますが、12月31日にはあのナタリー・コール さんもご逝去されています。

皆さんその一時代を築かれた方ばかりで、とても残念です。

特に、今回のジョージ・マイケル 氏はまだ53歳という若さ、まだやり残したことがあったのではないかとお察しします。

しかし、ミュージシャンの方々は生前に創造された"音楽 "がいつまでも残り続けます。

クリスマスに天国に召されたジョージ・マイケルさんを追悼し、この曲を選びました。
ワム!で「ラスト・クリスマス」…本当の意味で最後のクリスマスになってしまいました。

 

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