舘祐司の気ままなブログ

2016年03月

何年ぶり、いや何十年ぶりに花粉症の症状がひどく悩まされています。

思えば22,3歳のころから付き合ってきました。
ですからもう30数年来の友人みたいなものです。(ありがたくはありませんが)

確か24,5歳のころにひどい時があり、医者通いしたこともありました。
そのころはくしゃみ→鼻水→くしゃみ→鼻水→くしゃみ→鼻水のループ状態に陥り、会話もまともにできないような状況でした。

その後は、少し落ち着き、毎年発症こそするものの、薬で何とかごまかしてきました。

薬も年々改良され、今では「のどがカラカラに乾く」なんてこともなくなりました。
それでしのいできたのですが、どうも今年は違うようです。それで収まらないのです。
「くしゃみ→鼻水」ループに加え頭がぼーっとしてきます。
そうなると、何もする気がなくなり、会話するのも億劫になります。

3月28日から最悪な状態が続いています。。
別な薬を飲んでいましたが改善の気配がありませんでした。

どうやら僕には、この薬が合うようです。
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あー、いやだ!

花粉症って、なんで存在するんだろう?

多くの方が同じように花粉症で悩まれていることと思います。

誰か、助けて〜!ホントに。

皆さん、山下達郎さんをご存知でしょうか?

若い方々にはあまり馴染みがないかもしれません。

1953年生まれで今年63歳になるミュージシャンです。

1973年にシュガー・ベイブというコーラスグループを結成し音楽活動を開始、1975年に「DOWN TOWN」を発表しレコードデビューしています。

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1976年ソロアルバム「SIRCUS TOWN」を皮切りに「SPACY」「MOON GROW」と意欲的に発表します。

彼の特筆すべきは、とにかく音楽に精通しているということと、作曲し、楽器を演奏し、ヴォーカルを担当し、コーラスも自身で録音し作り上げるというマルチミュージシャンというところでしょう。

現在では珍しくなくなりましたが、当時は多重録音で自分でコーラスも担当するということはあまりされていなかったようです。

僕が印象に残っているアルバムがいくつかあります。
まず、一つ目は1980年にカセットテープのみで発売された「COME ARONG」。
カセットテープというのが時代を感じさせますが、ハワイのラジオ局という設定で、小林克也氏の流暢な英語でDJ風に達郎の曲を流していくという内容でした。今までにない形で当時僕らはよく聞きました。
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2つ目は1980年に発表された「ON THE STREET CORNER」
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「アカペラ」というのはわかりますでしょうか。いわゆる無伴奏曲のことです。
楽器を使わずにコーラスだけで曲を演奏するものです。
その「アカペラ」のアルバムですが、全曲コーラスも1人で録音して作り上げたものです。
「アカペラ」というジャンルを世に広めたのは達郎氏の功績だと思います。

3つ目は1982年発表の「FOR YOU」です。
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人気もかなり出ていた頃発表されたアルバムです。これもよく聞きました。
アルバムジャケットのイラストは「鈴木英人」さんです。
特徴あるタッチで当時とても人気がありました。


1970年代後半から企業のCMソングも数多く手がけています。
中でも1989年、JR東海の「シンデレラ・エクスプレス」(もしくはクリスマス・エクスプレス)は一世を風靡しましたね。
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この時使用された「クリスマス・イヴ」は一気に大ブレイクしました。(アルバムMERODIESに収録)
このCMの影響で「クリスマスは恋人同士で過ごす」という現象が一般化したとか。
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大半が名古屋駅で収録されたそうです。新幹線の案内表示板が時代を感じさせます。


先ほど音楽に精通しているとかきましたが、特にアメリカンポップス・ロック、ア・カペラ、ドゥーワップのオーソリティの一人と認められています。

 TOKYO FMの「サンデー・ソングブック」というラジオ番組をご存知でしょうか。
達郎氏が自身の個人コレクション音源を使って放送しているオールディーズ専門番組。
「カルトな番組」「オタクな番組」と自ら公言するものの、2011年12月に放送1000回、2012年10月には放送20周年を迎え、TOKYO FMでも長寿番組となっています。

コアな音楽ファンからの根強い人気があるからこそ長年続いているのでしょう。
この番組の存在からも達郎氏の音楽に対する造詣の深さがよく表れていると思います。


その他にジャニーズ系にも曲を提供しています。
1997年「Kinki Kids」のデビュー曲「硝子の少年」は達郎氏の作曲、プロデュースで有名です。
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2013年に65歳で急逝された故大瀧泳一氏とは長年音楽のパートナーとして活動されていました。
大貫妙子さんとはデビューからの音楽仲間です。

そして1982年に結婚したお相手は竹内マリアさん…と、彼の周りは音楽で固められています。

ここでご紹介したのはほんの一部分です、そして現在も現役で幅広い音楽活動をされています。

日本が生んだ音楽界のスーパースターと言って間違いないと思います。

僕の一番お気に入り曲は、1978年発表のアルバム「GO AHEAD」に収録されている「潮騒」です。
バラード曲ですが、切ない感じがとても好きです。





商品のネーミングってあまり気にしてないですよね。

このネーミングについて面白い話しがありますので今回の記事にしたいと思います。

「ネーミングを変えたことで飛躍的に売り上げが伸びた」という例です。
 
みなさん「おーいお茶」と言えばすぐわかりますよね。
実は1985年に発売されましたが当時の名前は「缶煎茶」だったそうです。

で「煎茶」の読み方がわからないという問い合わせがかなりあったらしくその後「おーいお茶」に変えたところ爆発的に売れ、一気に6倍の40億円に膨れ上がったそうです。


「フレッシュライフ」という商品をご存知でしょうか?
メーカーはレナウンです。僕は全く知りませんでした。
 
では「通勤快足」と言えばどうでしょう?もうお分かりですよね。
 

1981年に発売されましたが、1987年に名前を変更したところ売り上げが一気に4倍にアップ、そしてその2年後にはそこからさらにまた3倍以上に売り上げを伸ばし大ヒット商品となりました。
やはり人が「親しみやすい」というキーワードが重要のようです。

もう一つ、サントリー缶コーヒーと言えば「BOSS」のブランドで有名ですね。
しかし、1987年に発売された当時の名前は「WEST」売れ行きは今ひとつだったそうです。
 その昔は結構大物を起用していたんですね。

1992年から新ブランドとして「BOSS」にしたところ大ヒット、それから15年以上続くロングセラーの人気ブランドとして定着しています。

 
少し話題を変えます。弊社の商品のネーミングにまつわる話しを少しご紹介します。
 
例えば2002年発売の「NEW遺影システム」…これは遺影写真を従来の写真ではなく液晶ディスプレイで表示するという当時ではほとんどなかった新しい提案でした。その「新しい」という部分を強調するため「遺影」の頭に「NEW」をつけたのです。「新」ではなく「NEW」としたところはちょっとしたアクセントです。

また、「E-ウェルカムボード」という商品がありました。
これも従来のウェルカムボードではなく液晶ディスプレイを使うため「電子的」という意味合いの「E」を頭につけることにしました。

「シンデレラ・イリュージョン」という商品があります。
これは品物ではなく、新郎新婦が一瞬で現れるというサプライズ登場演出システムです。

初めて見るとまるで魔術のように感じられるので最初「マジック」というワードが出ました。ブライダル向けで「シネマストーリー・シンデレラ」という商品があったためその「シンデレラ」を使って「シンデレラ・マジック」という案が出ました。その後「シンデレラ・イリュージョン」という案が出て、最終的にはそれに落ち着きました。自分が出したのでよく覚えています。

その他にもロングセラー商品で「お別れビデオ」というものがありますが、これはごく単純に最後のお別れの時に流すビデオということから、当時の社長が一瞬で決めたように記憶しています。
そのDVDを作成するシステムを「お別れくん」と呼んでいます。これは日々使われる葬儀の現場スタッフさんから親しみを感じていただくためにつけました。

あの「ガリガリ君」も当初「ガリガリ」だったのを「『君』をつけたらどうだ」の社長の一言で決まったそうです。
あるとないではずいぶんイメージ変わりますよね。

「名は体を表す」という言葉があるように、人は名前からイメージすることが大きいと思います。

同じ商品なのに名前を変えただけで大ヒットすることがあるんですね。
その商品の運命をも決定する「ネーミング」…
やはり「ネーミング」って大切ですね。ということです。


いよいよ北海道新幹線が開通しました。


これで函館から鹿児島まで新幹線で繋がったことになります。
昨年12月に北海道新幹線のことをブログを書きました。北海道新幹線 2016年3月開業
新幹線の延伸はとても喜ばしいことですが、問題点も抱えています。

新青森ー新函館北斗間は沿線の人口規模が小さく、経済効果が限定的とされています。
乗車率を増やすことがこれからの課題のようです。

また、2022年に九州・長崎ルート武雄温泉ー長崎、2023年に北陸・金沢ー敦賀が開業予定でまだまだ新幹線のネットワークは広がる予定です。

今後函館から札幌まで延伸するとかなり機能的になると言われています。
今のところ札幌まで開通するのは2031年の予定です。
開通した場合は東京から札幌まで約5時間で結ばれるということです。
トンネルが区間の約7割を占めるそうですが、トンネル内に携帯電話電波を送受信できる装置を設置しないとのことです。
そのため、乗車時間の半分以上で圏外になる模様です。
まだ15年もあるのでそういったところは今後改善してもらいたいですね。

青函トンネルを一度新幹線で通ってみたいですね。

僕が子供時代に、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」といったロボットが主人公のアニメが大人気でした。昭和40年(1965年)頃の話です。

あれから約50年半世紀の時を経て、今ロボットがどんどん社会に進出しています。

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産業用ロボットから「アイボ」「ペッパー」 など次々に進化しているこの世界。
最近、転倒しても自力で起き上がる人型ロボットが発表され話題になっていました。
すごい!と思う反面ちょっと不気味でもあります。
お料理するロボットも話題になりました。このロボットはキッチン専門ですが、食材と調理器具を所定の位置にセットするだけで調理を全て行うという優れものです。
2年後の発売を予定しており180万円くらいを想定しているとか。
手が届かない価格ではないですから仕事を持つ忙しい主婦にはもってこいかもしれません。

そしてもう一つ注目すべきはAIと言われる人工知能の進化です。
先日も囲碁の勝負が話題になりました。
世界ランキング2位の人間とコンピューターの5番勝負で人間は1勝4敗と完敗でした。
コンピューターは一度でもされた攻め方は全てインプットするため次からはそれが通用しないようです。となると人間は常に違う攻め方で行かないと勝ち目がないということになりますが、人間の脳の限界ということがあり、そのコンピューターのレベルには及ばないのでは、と言われています。

「鉄人28号」は正太郎くんが操縦して動かします。あくまでも人間主導です。
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 しかし「鉄腕アトム」は自分で考えて自分で行動します。人のような感情も持ち合わせています。「泣きたい気持ちだけど涙は出ません」みたいなシーンがあったような気がします。

それはさておき、先ほどの人のように動く手足を持ったロボットに人工知能が合体すれば、それはまさに「鉄腕アトム」じゃないか、と思います。


もうすでに、案内業務や受付業務など一部ではロボットが仕事をして活躍しています。

長崎ハウステンボスに「変なホテル」というホテルがオープンして話題を呼んでいます。
そのホテルは〜〜
ロボットが受付し、ロボットが荷物を運び、顔認証でキー解除し、ロボットが灯りを調節。ロビーではロボットが案内をし、ロボットが荷物をロッカーに入れる。一見すると無機質で奇怪なものに見えるが、実に合理化した技術が取り入れられている。
〜〜という近未来的なホテルなのです。

そうなると、とても便利な反面、人の仕事が奪われ失業が増えていくことになります。


1984年に公開され大ヒットした映画「ターミネーター」では、人工知能スカイネット率いる機械軍が人類を絶滅の危機に陥れていました。
その舞台は2029年です。公開当時からすれば未来の話でした。

人工知能が暴走したり、悪い企みを持つようにならないとは限りません。

先日こんなことが実際に起こりました。

Microsoft社が開発した人工知能「Tay」をTwitterとチャットサービスのGroupMeにリリースしました。当初は一般ユーザーとやり取りすればするほど"賢くなる"という触れ込みだったようです。
しかしネット上で会話を始めると「人種差別」や「陰謀論」を"学習"してしまうことになってしまい、慌てて緊急停止する事態になったそうです。
すでに削除されていますが「黒人は首を吊れ」のような書き込みがあったとのことです。
しかも3月23日に公開され翌24日に停止となったそうです。

この人工知能のスピードたるや人間の想像をはるかに超えていたんですね。
あのIT企業のMicrosoft社でさえもこんな事態になるとは予想していなかったわけですから驚きます。
人工知能は抑制プログラムがないと想像を超えて進化し続けるということでしょう。そしてそれは人間にとって都合の良いことばかりではないということを知っておかなくてはいけません。

そんなニュースもありながら現実にロボットが主役になる世界が近づいているような気がして、ワクワクと脅威が入り混じり複雑な気持ちになります。


将来、我々人間に変わってロボットが世界を動かしていくことになるのでしょうか⁉️

SF(エスエフ)の世界がもはや現実に人工知能敵か味方か




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