今年の夏ほど「夏らしくない夏」も珍しいのではないか。

8月のイメージといえば、入道雲、海水浴、スイカ、花火、プール、かき氷などの言葉が浮かんでくる。
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しかし、東京などは8月に入って17日連続で降雨を記録、関東の各地で花火大会は雷雨で中止、各地でゲリラ豪雨の被害が出るなど、ことごとく雨による被害を伝えるニュースが目立っていた。
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今では「ゲリラ豪雨」という言葉すっかり聞きなれてしまったが、いつからこの言葉が使われるようになったんだろう。

調べてみた。

まず「ゲリラ豪雨」ということばについておさらいをしておきたい。
正式な気象用語ではないとのことである。
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大気の不安定により突発的で気象予報による予測が困難な局地的な大雨のことを指すとのことだ。
ゲリラの語には突然発生すること、予測困難であること、局地的であること、同時多発することがあることなどのニュアンスが含まれているそうだ。日本国内のみで使われているとのことである。

いつから?の答えだが、古くは1969年8月に読売新聞にて使われていたそうだ。(Wikipediaより)
1970年代に入ると気象衛星・ひまわりにより雲の動向を把握できるようになり集中豪雨の発生の予測にも大きな役割を果たすようになったそうである。

しかし2006年ごろから局地的豪雨が頻発するようになり、このころからマスコミで「ゲリラ豪雨」の文字が目立つようになる。
そして2008年7月から8月にかけて日本各地で豪雨災害が起こった。
特に練馬区での豪雨になっていなかった下流で下水道工事中の作業員5名が流され死亡したことが大きく報道され、この年の流行語大賞のトップ10に選出された。
このこともあり、「ゲリラ豪雨」の言葉が広く一般的に用いられるようになったとのことだ。
ということは約10年前からよく使われるようになったということになる。

2017年の調べでは1976年からの10年間と直近の10年間の観測結果を比較した場合、ゲリラ豪雨の発生率が全国平均で約34%も増加しているそうである。
やはりよく耳にするはずである。

また、「爆弾低気圧」と同様に「ゲリラ」という言葉は軍事を連想させ、不適切という意見もあるようだ。
そのためかNHKでは基本的に「ゲリラ豪雨」という呼称は使われず、気象庁と同様に「集中豪雨」「局地的大雨」などの気象用語が使われているそうである。

なぜ「ゲリラ豪雨」が増えているのか、それは気候変動やヒートアイランド現象など、複数の原因が重なって日本の気温が上昇傾向にあることと関係しているそうである。
やはりよく言われている「地球温暖化」が大きく関わっているようだ。

そうか、「ゲリラ豪雨」は地球の悲鳴なのかもしれない。
我々人類に対する警告なのだろうか。・・・いやそうに違いない・・・そう思えてきた。

今、多くの国は地球温暖化を食い止めようとスクラムを組もうとしている。
しかしそれに非協力的な国もいる。

地球全体の問題なので一致協力しなくてはなかなかいい方向に進むはずはない。
一国だけのエゴで済む話ではないことは重々承知なはずなのだが・・・。

このままでは未来の子孫に負の財産を残すことになってしまう。

今年の夏は終わろうとしているが、地球の温暖化はまったく終わりが見えない。