僕の独断でお届けしている「懐かしの名曲」シリーズも第33回目を迎える、今回は悲劇のグループ「バッドフィンガー」だ。

バッドフィンガーはイギリス出身のピート・ハム(一番右)とトム・エヴァンズ(右から二人目)を中心としたロックバンドである。
d6b7223c5bf91ede3fe4f28c5bc87608


彼らは1969年にバンド名をバッドフィンガーに変え、アップルレコードよりビートルズの弟分として売り出されることになる。それまであまりぱっとしていなかったが、1970年セカンドアルバム「ノー・ダイス」の中に収録されている「嵐の恋」がビルヴォードチャートの8位まで上昇し、一躍名が売れることとなった。
566469

「嵐の恋」は一度聴いたら忘れられない曲だ。
覚えやすいメロディでいっぺんに好きになった思い出がある。


1971年、3枚目のアルバム「ストレート・アップ」に収録された「デイ・アフター・デイ」は大ヒットし、彼らの代表曲となり、商業的には大成功を収めた。
index
このレコードは僕も持ってたな、懐かしい。

mig


しかし、当時のアップルレコードはビートルズ解散後財政的に行き詰っていたらしい。
マネージャーに裏切られ、レコード会社との契約のごたごたなど音楽と関係ないところで不運が続くことになる。

1974年ワーナーレコードから訴訟が起こされ、アメリカ国内で全作品の販売を差し止められた。
翌年には、彼らのレコードが店頭からひきあげられてしまった。

そして、リーダーのピート・ハムが自宅ガレージで首つり自殺を遂げた、1975年4月である。
前の晩トムと一緒に飲んでいたという。まだ27歳の若さだった。

そのトムもまた1983年に自宅の庭で首つり自殺を遂げてしまう。

才能のあった2人の死は本当に惜しまれ悲しい。


そしてこのブログを書くにあたり調べていてすごいことが分かった。

世界的に大ヒットし、スタンダードナンバーといってもいい二ルソンの「ウィズアウト・ユー」はなんと彼らが作った曲だったのである。

次回、この名曲シリーズで「ウィズアウト・ユー」を紹介したい。

o0600060013899558851