今回ご紹介するのは、ピンク・フロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」です。(1971年リリース)
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冒頭風の吹く音で始まり、風の吹く音で終わるという何とも不思議な曲ですが、とにかくカッコいいです。

初めて聞いた時は衝撃的でした。あとから「プログレッシブ・ロック」というジャンルだということがわかり、ロック音楽の幅の広さを実感しました。

幻想的な曲です。ベースの音からキーボードが時折入り、頭の中では風が吹き嵐の前触れのような感覚になります。
この曲のタイトルはうまくつけたものだと感心します。

当時ポップな音楽やストレートなロック音楽が主流の中、異彩を放っていました。

メンバーのロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアらの音楽センスはすごいと思います。

イングランド出身ということで、やはりロックの源流はこの地から生まれることを改めて知らされます。

それではどうぞ。