1970年代に一斉を風靡した「アース・ウィンド&ファイアー」(以下EWF)という音楽グループのリーダーである。
1977年「宇宙のファンタジー」1978年「セプテンバー」「ブギーワンダーランド」をリリース、これらの曲は世界的に大ヒットしたので皆さんもどこかで聞いた事があると思う。

黒人ミュージックはソウルミュージックというカテゴリーでよく総称される。
スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス、スタイリスティックスなど挙げればきりがない。

しかし、EWFはそれらのミュージシャンたちの中で異彩を放っていたように思う。
全盛期においては、モーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツインヴォーカルに重厚なホーンセクションが特徴だった。
加えてきらびやかな衣装をまとい踊りながら歌うという独自のスタイルで、その後のミュージシャンたちにも大きな影響を与えたと思う。

当時のディスコでは定番のナンバーだ。

個人的にはファルセット担当のフィリップ・ベイリーが好きだった。
1984年にフィル・コリンズとのデュオでヒットした「イージー・ラバー」が懐かしい。


アルバムは世界で9000万枚以上売り上げたそうだ。
時代を築いたモーリス・ホワイト氏。2016年2月3日永眠 享年74歳であった。
安らかにお眠り下さい。