多くの方がこの試合を見ていたと思う。

僕もリアルタイムでテレビ観戦した。

韓国は今アジアで自他共に認めるナンバーワンチームだろう。
この試合まで34 試合土付かずだということが証明している。
結果は3-2で日本チームが勝利した。
この試合を見て本当に感動した、いい試合を見せてくれてありがとうと言いたい。


試合を少し振り返ってみる。
前半韓国が先制し0-1で、終わる。誰の目から見ても日本チームの劣勢は明らかな内容であった。中盤でボールを奪われカウンター攻撃され、何度も決定的な機会を与えた。

日本のディフェンス陣もここまで、PK、CK以外は無失点できていただけにショックが走る。
韓国選手らの早いボール回し、1歩目の出足が早く、日本選手がボールを持った時に素早い寄せでボールを奪う技術は明らかに日本チームを圧倒し、混乱させられていた。
そのため日本はシュートまで持ち込むことさえもままならずに終わった。

そして後半、立ち上がりに韓国が2点目を取る。このシーンも流れの中から奪われるという日本にしてみれば非常に痛い失点で、もう後がなくなる。ここから40分の間に3点あげなくては勝利がない状況に追い込まれた。

ここで手倉森監督が動く。後半15分にFW浅野を投入。
すると22分にその浅野のゴールで1点差に。

ようやく日本に流れができ、わずかその1分後に矢島のヘッドで同点となる。

これで韓国デフェンス陣が浮き足立つ、そして前半飛ばしてきたのだろう、徐々に足が止まってくる。
そして36分ついに逆転ゴールをまたしても浅野が決める。

ここまで得点がなかったのが嘘のように大事な場面で爆発だ。さすがにクラブW杯など大舞台を経験してきているだけあり得点に対する気持ちが強い。

韓国も33分から長身FWを投入し何とかゴールを狙うが、もう追いつくだけの力は残っていなかった。…ホイッスルが鳴る。…優勝だ。歓喜の輪ができる。


すごい試合だった、正直韓国相手に0-2になった時点でここから逆転できるとは予想できなかった。0-2から逆転して勝利した試合が過去にあっただろうか、僕は記憶がない。
日本人サポーターの歓喜は大きい、だがその分以上に韓国サポーターの落胆は大きいだろう。

このチームはここ最近の代表の中では「最弱」と揶揄されてきたチームだ。
だが、今まで勝ったことのないイラクを準決勝でくだし、同じく何度と苦汁を舐めさせられてきた韓国チームにも勝利した。
この大会を通して選手たちはものすごい成長を遂げたと言える。

もう一つ大会を通しての殊勲は手倉森監督の采配だろう。

途中交代した選手がことごとくゴールを決めたり得点に絡んだ。当然怪我人もいたはずだ。前の試合から7人も選手を変えて臨んだ試合もあった。休ませるという意味もあったと思うが、その布陣でもきっちり勝利して出た選手が結果を出すという素晴らしいチームに仕上げた。


これで、リオデジャネイロ五輪にはずみがつき大きな期待できるといいたいところであるが、韓国チームもこれでまたリベンジをかけて相当研究し鍛えてくることは間違いなく、簡単にいくとは思えない。個人技やフィジカルの強さにおいては日本よりレベルが高いと思う。


しかしこれで面白くなることは間違いなく、レベルの高い南米や欧州のチームとどんなゲームを見せてくれるか、オリンピックが今から楽しみだ。