時間が15分20分あり、近くに書店があるとついフラッと立ち寄ってしまう。
これは!と思った本に出会うと衝動的に本を購入してしまうこともある。
書店の雰囲気と言うか、空気がなんか心地よく感じられるのだ。
ただどこの書店でもというわけではない。
やはり行き慣れたお店はどこにどんな種類の本が陳列されているか、わかっているのですごく安心感があり、自分の庭のような感覚がする。
購入目的があろうがなかろうが店に入り、今こんな本が売れているのか、あの作家の新刊が発売されたな、などなど見て回っているのがなんか心地よい。
1月6日の中日新聞で女優の佐藤江梨子さんのコメントを以下のように載せていた。
(彼女は子供時代から本屋さんで多くの本と出会いがあったと述べている)
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一つでも多くの書店さんに存続してもらうには、みんなが行きたくなるような差別化が必要なんじゃないかなと思うんです。
例えば紀伊国屋書店は私にとってテーマパークのようなものです。書店員のお薦めの本にはっとさせられ、見たことのないゆるキャラのパネルがアニメコーナーに現れたりする。インターネットで地図を表示できる時代に、頑固に磁石付きの地図を並べているのもすごい。1日いても飽きないんですよね。ヴィレッジヴァンガードも、思いがけないものを見つけられるわくわく感があります。
本屋さんは、子供から大人までが物語を探しに行く場所だと思います。
(中略)
昨年生まれた長男にも、いつかそんな出会いを経験させてあげたいですね。
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これを読んで僕自身ハッとした。
それは、まず「書店はテーマパークのようなもの」というくだり、全く僕もその感覚が理解できるというか、なんとも言えないわくわく感がある。
何万冊の中からある日ポンと一冊の本と出合うわけで、まずはそれ自体が夢のような話である。そしてそれぞれの本の中にそれぞれの世界が宇宙のごとく広がっている。
夢の数ではテーマパークに全く引けを取らないように思えてならない。

そして「長男にも、いつかそんな出会いを経験させてあげたい」…僕も娘が多分小学生の頃だと思うが、読書を勧めたことがある。
それほど深い意味はなかったのだが、僕自身が子供の頃、漫画本も含めて割と好きでよく読んだ記憶がある。そのおかげでまだ習っていない漢字が知らぬ間に読めるようになっていた、自然に頭に入っていたのだろう。
また、単純に読書が好きになってくれればいいなぐらいの感じだと記憶している。

本は書店で購入するものだと思っている。

なぜなら、情報を持たずに書店に行き、出会いを大切にしたいからである。
またわくわくしながら僕は書店に足を運ぶ。