1月8日、関口宏さん司会の朝の番組で、「迷える世界」と題して今、世界で起こっている政治状況を特集していました。
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アメリカ国民はトランプ氏を大統領に選びました。 
そのトランプ氏はアメリカをもう一度 世界の大国にするんだ、自国の雇用を創出するんだ。と言ってトヨタ自動車を名指しで脅かしとも取れるコメントをツイッター上で発表し話題になったばかりです。

あるコメンテーターは大統領に就任する前に言いたい事を言っているだけではないか、と楽観視する意見もありました。

イギリスでは昨年、国民投票によりEUからの離脱派が勝利しその方向性が濃くなりました。

また、フランスでは極右政党の党首が時期大統領になるとみられています。

そのほか、オランダやドイツでも極右政党の台頭が目立つようになりつつあるという事でした。

この流れからいわゆるポピュリズム(大衆迎合主義)の色が徐々に出てきているということでした。


これまで、世界はすべての国同士が協調路線で走って来ていましたが、どうやら少し方向性が変わって来てしまっているようです。

ではその先に何が考えられるでしょう、極端に言えば「戦争」になる可能性が高くなります。

自国のエゴを押し付け合えば、やがて対話では決着できず、国同士で壁を作ってしまうことになります。

すると、我慢できなくなった国は武力に訴えることも十分に考えられると言っています。

「第三次世界大戦」などという文言も発せられていました。
恐ろしいことです。

我々人類は過去二度の世界大戦を経験し、第二次世界大戦が終結してからまだ100年も経っていないのです。

本当に愚かなことです。
素晴らしい頭脳や感性を持っているのにもかかわらず、これでは他の動物となんら変わりないことになります。

人の痛みを理解し、他人を思いやる心は私たち人類の大きな特徴ではありませんか。
人同士が戦い殺しあうなんて馬鹿げていると思います。

新年早々からのんびりと見ていられる内容ではなく、非常に緊張感を持たせられる内容にハッとしました。
とは言っても私たち一般国民に何ができるわけではありません。 
ただただ政治家たちに身を任せている状況は変わりません。

日本の若者が戦場に赴くなどということが起こらない事を祈るだけです。