先日ロックスターのデヴィッド・ボウイさんが亡くなったと報道されました。

デヴィッド・ボウイさんを初めて知った時に強い衝撃を受けたことは今でも記憶にあります。地球上にこんな人がいるのかと、…宇宙からやってきたのか思うくらい圧倒的な個性を放っていました。
 
1971年、今から45年も前のことです。僕は中1でした。

その後、1983年大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」で話題になり、同年「レッツ・ダンス」は世界で700万枚というミリオンセラーを記録しています。


今では男性のメイクアップもそんなに珍しいことではなくなってしまいましたが、当時は相当インパクトがあったと記憶しています。

少しその時代を振り返ってみます。
1970年あのビートルズが解散し、音楽界は衝撃が走りました。
そしてそのビートルズ亡き後、次代を担うロックスターは誰なのか、また、どんな音楽が聴衆に支持されるのか、混沌とした時代に突入したのです。

アートロック(ピンクフロイド、スリードッグナイト)、ハードロック(レッドツェッペリン、ディープパープル)ブラスロック(シカゴ、ブラッド・スェット&ティアーズ)プログレッシブロック(イエス)など多様な種類のロックが生まれてきました。

その一つのジャンルとして、グラムロックというジャンルを確立し、T.REXのマーク・ボランやロキシー・ミュージック、アリス・クーパーなどのグループが台頭してきました。

音楽シーンではT.REXが次々にヒットを飛ばし一時期、時代を築きました。「ゲット・イット・オン」や「テレグラム・サム」「メタル・グゥルー」「イージー・アクション」なんかよく聞きましたね。
映画「20世紀少年」の主題曲にも使われています。

いろんなロックスターが次々に登場してきましたが、中でもこのデヴィッド・ボウイとマーク・ボランはとても個性的ですごく印象に残っています。

「グラムロック」という名の由来は魅惑的であることを意味する英語の"glamorous"からきているそうです。
…んー、やはり二人の「魅惑」が特に強烈だったということなのかな?
どちらかというと僕は「妖艶」という言葉がぴったりくると思いますが…

そのファッションスタイルが後の「キッス」などに影響を与え、日本ではいわゆるビジュアル系と呼ばれるミュージシャンに受け継がれ、例えば最近の「ゴールデンボンバー」につながっているんじゃないかなと思います。

日本のミュージシャンと言えば、沢田研二さん、玉置浩二さん、忌野清志郎さん、YMOなどが音楽性は違いますがファッションスタイルは間違いなくグラムロックの影響を受けていると思います。
   
グラムロックのスターたちは見た目だけではなく、音楽的にもハイレベルだったことは言うまでもありません。

45年も前にこの音楽を生み出した彼らの才能たるやものすごいものがあります。
常に新しい音楽やファッションを世に出し、世間の目を釘付けにしました。


しかし、前述のマーク・ボランも交通事故により29歳の若さでこの世を去っています。

昔からロックスターは若くして命をなくすと神格化され、一部で賞賛される風潮があります。
ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ジョン・レノン、ブライアン・ジョーンズ、そしてマイケル・ジャクソン…日本人では尾崎豊さんがそれにあたります。
皆、伝説になるんですね。


布袋寅泰さんが「ショックで信じられない。信じたくない」とInstagramに投稿され、「僕の人生を変えた人。永遠の憧れであり目標だった人」と死を悼んだそうです。
言うまでもなく、「Bowie」というグループ名はデヴィッド・ボウイさんの名前からいただいてますからね。


デヴィッド・ボウイさん…ご冥福をお祈りしたいと思います。