舘祐司の気ままなブログ

新型コロナウィルスが今年の1月初めから騒がれ始めて3ヶ月半ほど経過しています。いまだに収束の影も見えない状態です。東京オリンピックの開催についてもやれ中止とか、延期とかと危ぶまれるような時期に差し掛かってきました。

世界では中国、韓国、イタリア、イラン、日本の5か国が「深刻な懸念がある国」とされています。
感染者の数を少し視点を変えてみたデータがあったので紹介いたします。
まず、3月5日時点で世界各国の感染者数は以下の通りです。
中国本土8万272人▽韓国5621人▽イタリア3089人▽イラン2922人▽その他(クルーズ船)706人▽日本331人▽フランス285人▽ドイツ262人▽スペイン222人▽米国153人▽シンガポール110人▽香港105人。
もちろん中国は突出しており、次いで韓国が続きます。
しかし、これを人口10万人あたりに換算すると以下のようになるそうです。
韓国11・0人▽中国本土5・6人▽イタリア5・1人▽イラン3・6人▽シンガポール1・9人▽香港1・4人▽スペイン0・5人▽フランス0・4人▽ドイツ0・3人▽日本0・3人▽米国0・1人
なんと韓国が中国の2倍ということになります。人口比率で言うと世界一となります。
報道されている通り韓国は世界で一番PCR検査を実行している国ですから、実態に近い感染者の数が表れていると言ってもいいと思います。例えば日本と比較してみます、検査の数は日本は韓国の17分の1程度と言われています。日本の感染者数を17倍しますとちょうど韓国の感染者数と同じレベルになります。ただ、人口比率では17倍しても韓国のおよそ半分程度ということになります。そしてイタリア、中国と同じ率になります。これはあくまでも机上の計算であり、実態はわかりません。

また、日本の感染予防対策について後手後手になっているという批判がありますが、台湾はかなり素早く対策が行われているそうです。外国からの入国者に対する検疫強化もいち早く行われたようです。また、マスクの輸出禁止措置が1月24日に出されたそうです。そのころ日本では中国にマスクを寄付する動きが盛んになったタイミングだったということです。まったく逆の政策が決定・施行されたことになりました。このことで「非人道的」「自分勝手」と非難の声も上がりましたが、台湾当局の判断が正しかったかどうかは、今後の状況が証明することになるだろうと言われています。台湾当局が出した施策はほかに、マスクの高値転売の監査強化や政府備蓄マスクを放出し、枚数制限付きではありますがコンビニで通常より少し安く販売されたそうです。合わせてマスク生産の増強を図り、国の買い取り保証や正しい使用法の啓発を行ったのです。国が守るべきは当然自国民であり、何よりも最優先されるべきだと思います。日本政府はこの非常事態の先読みを完全に間違ったと言われても仕方ありません。

また、一方ではイタリアと韓国で医療崩壊が始まっているという情報もあります。
韓国では無症状・軽症の患者まで広くPCR検査を実施しました。先ほど示したように、検査数は日本の17倍という数です。結果、軽症者が病床を占拠して、重症者の医療を奪い、重症患者の救命にあたる医療スタッフが手薄になるなど医療崩壊が始まったとされています。
韓国ではMERSの経験から大量のPCR検査を行うキャパシティを持っていたことが災いしたということです。
イタリアでは広く浅いPCR検査で徹底した水際対策をとると宣言しました。しかし、すでにコロナウィルスは国内に広がっており、防護服着用の体制を整えずどこの病院でも無防備にPCR検査を行った結果、多くの医療従事者の感染を招いてしまったとのことです。新型コロナウィルスは探せば探すだけ感染者は見つかるが、無防備に探せば医療関係者の感染という悪循環を招くとこの医師は言っています。
日本では、当初重症患者しか検査を行うことなく、コントロールしてきました。このことで、不安を招き何故韓国のように検査数を増やさないのかと、議会でも問題視されたこともありましたが、ここへきてその方針は間違っていなかったようです。
世界各国が経験したことの無い見えない敵と戦っています。「今まで例がない」という言葉はまったく意味を成しません。何が正解なのかは数年先しか答え合わせできないでしょう。

P.S. 医療現場の方々が必死で戦っているさなか、「ウィルスをばらまいてやる」と言って、飲み屋のおねえちゃんを感染させてしまったとんでもない男が現れました。もう、開いた口がふさがりませんね。何を考えているのか、人間性を疑います。本人は独房か何かにぶち込んでいただくとして、ご家族がお気の毒です。とにかくこんな時はできるだけ他人に迷惑を掛けないように、マナーを守ることが大切です。皆で力を合わせれば絶対に乗り越えられると思っています。


新型コロナウィルスの拡散がなかなか収まりそうにありません。
ある医師の方が、「病院へは行かないで」と発信されていたので、少しご紹介します。

まずはコロナ関連についておさらいします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここ数日のビッグニュースとしては、「3月6日からPCR検査が保険適用となる」というものがありますね。この検査は、現在、唯一の新型コロナウイルス感染症の診断ができるものですが、3月6日より前は保健所の判断で「やってよし」とならなければ検査ができませんでした。これを「行政検査」と呼びます。つまり、現場の医者が「うーん、この患者さんは新型コロナウイルス感染症の疑いがある!」として保健所に連絡しても、「ダメ」と言われることがあったのですね。それが、保険適用となることで保健所を介さずに原則検査を行えるようになるのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして
~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「いやあ、よかったよかった、これで一安心」でしょうか? いやいやとんでもない。注意点がいくつかあるので、お伝えしておきます。

 一つは「どこの病院・クリニックでも検査ができるわけではない」点です。皆さんの近所にあるかかりつけの内科クリニックでは、たぶんPCR検査はできません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
つまりある程度器具が整った大きな病院でないとできないということを認識しておく必要があるということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~
そしてもう一つは、こちらが重要なのですが、そもそも「PCR検査の精度自体がとても良いとは言えない」という点です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
正確な数字ではありませんが、「感覚的なもの」と断ったうえでおよそ70%ほどではないかということでした。ということは10人中3人は偽陰性と診断されてしまうことになります。これを聞くと当初陰性だった方が後に陽性になるケースも納得がいきます。

そして
~~~~~~~~~~~~~~~~~
医者として思うのは、これでは大した役には立たないということです。こんな精度の高くない検査を求めて病院に「疑い患者」が大挙しておしかけるのは、恐ろしいことです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこから言える結論として、今、感染を防ぐうえで最も気を付けたいことは「不必要な場合は病院に行かないこと」だとおっしゃっています。
病院には、感染症と疑われるような多くの患者さんやそれに対応する事務員さんや看護師など誰が感染していてもおかしくない状況の方が多くいます。要するに今、最も感染リスクの高い場所はクリニックや病院だということです。
ですから、例えば自分が陰性であることを確認したくて病院へ出向いたため、そこで感染してしまうという本末転倒なことも十分ありうるわけです。

よほどの症状が出ない限り、病院へ行くのはやめましょう。


映画「ジュディ 虹の彼方に」を見ました。
judy_img

この映画はかつてのハリウッドの大女優ジュディ・ガーランドの主に晩年の苦悩を描いたものです。
100_UPC00600753904978

ジュディ・ガーランドは1969年に亡くなっておられ、僕は当時11歳の頃です。当然リアルタイムではほとんど知りません。名前だけは知っているという程度です。

ですので映画を見る前に少しだけ、彼女のことを調べ予習してから、映画館へと向かいました。
子役で出演した映画「オズの魔法使い」 が大ヒットし、一躍有名になったこと。
結婚を5回していること。
ジュディの娘がライザ・ミネリだということ。(もちろんライザ・ミネリはリアルタイムで知っています) 
若い頃から無理なダイエットを強いられていたこと。
薬物依存症だったことから、遅刻や無断欠勤などを繰り返し映画会社から契約破棄されたこと。
などなど。

実に、波乱万丈な人生を送られています。
46845

金遣いが荒かったせいで、晩年は泊まる場所にも苦労するくらいに落ちぶれていました。この映画ではその頃から、ロンドン公演が決まり、当時の恋人と5度目の結婚をするあたりに焦点を当てられています。
460054
アメリカでは、泊まるホテルにも四苦八苦している状況でした。しかし、そんな中、ロンドン公演の話が舞い込み、子供をアメリカに残していくことに後ろ髪をひかれつつも行く決断をします。それは2人の子供と3人で暮らす家を建てるという夢があったからです。
リハーサルもろくに行わずに臨んだロンドン公演の初日、ボロボロだった状態から、ステージに立ち歌いだすとジュディの歌唱力に満員の観客が酔いしれます。一夜にして昔の栄光がよみがえり、見事に復活するのでした。
ジュディre
そして5度目の結婚相手ミッキーがロンドンまで訪ねてくるのです。ミッキーは大きなビジネスをジュディに準備していたのですが・・・。
1385785_650

ロンドンに行くことで、大好きな子供と離れ離れにならなければいけません。子供を溺愛していたジュディはその悲しさや自分自身の過去の忌まわしい思い出などと葛藤の日々があり、次第に薬に頼るようになります。するとうまくいっていた公演も客とのトラブルから中断を余儀なくされてしまうのです。
a6g

そんな中、自分のファンだという男性2人と出逢い、その男性から元気をもらい立ち直ろうとするのですが・・・。
1384829_650

この映画は、正直なところそれほど期待していなかったということもありますが、見事に裏切られました。とてもいい映画でした。
20191106-judy_full

特に、主演のレネー・ゼルウィガーは、歌唱シーンも本職の歌手の吹き替えなしで撮影したそうで、圧巻の歌唱力と本物のジュディが憑依したかのごとく素晴らしい演技でした。

大スターの栄光の陰に隠れた心の暗闇が表現された映画でした。
 

このページのトップヘ