舘祐司の気ままなブログ

さて今回は、元ビートルズのジョージ・ハリスンのソロデビュー作「マイ・スウィート・ロード」だ。
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ジョージ・ハリスンについては説明は必要無いと思うが、簡単に経歴を。
1943年リヴァプールに生まれ、1950年代中ごろにポール・マッカトニーと出会ったことから、クオリーメン(ビートルズの前身)に誘われる。そしてビートルズ時代に。

ビートルズではリードギターとコーラスを主に担当した。

この「マイ・スウィート・ロード」はアメリカでは1970年に発表され、日本では翌1971年にリリースされている。
全米ビルボードで1位に輝いている。

ただ盗作問題で訴訟になり、最終的に敗訴している。
ジョージは一貫して盗作を認めてはいなかった。
一時は曲を作ることに恐怖を覚えギターも手につかない日があったという。

2001年に肺がんと脳腫瘍のため残念ながら満58歳で他界されている。

ビートルズ時代は圧倒的な存在感のポールとジョンの陰に隠れ目立たない存在であったが、解散後は精力的にレコードを発表し、もともと持ち合わせていた才能が一気に開花したような活躍ぶりだった。
1970年代はジョージが最も輝いていた頃だろう。


「マイ・スウィート・ロード」はアコースティックギターで始まりスチールギターのイントロが特徴的な曲だ。

この後の「美しき人生」もいい曲だったなあ。
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それでは「マイ・スウィート・ロード」をお聴きください。

つい先日、26日に小池都知事が新党を立ち上げた、というニュースをブログの記事にさせてもらった。
そのブログの中で「離党や造反など離れたりくっついたりの筋書きのないドラマが始まる。」と書かせてもらったが、すぐに行動となって表れた。
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27日には民進党の前原代表が「希望の党」との連携を発表したのだ。

実に素早いタイミングに我々は驚かされた。

前原氏の「安倍政権を倒すためなら何でもやる」の精神がまず大きな1歩を踏み出したと言える。
民進党の名前が消えても構わないという並々ならぬ決意のもとの大きな決断だ。

ただ自民党に勝つのは簡単なことではない、人材もそろい実績も豊富で、バックに各種団体ともスクラムを組んでいる。

ましてや、新党となると「寄せ集め集団」だと揶揄される。
方や実績もなければお金もない。にわかに候補を立てるとなると知名度もない。
選挙に必要とされるいわゆる地盤(後援組織の充実)も看板(知名度)もカバン(選挙資金)もないというのが実情だ。

民進党には100億円ほどプールされているという。
お金のない「希望」にとってはとても魅力的に映るだろう。

そして失敗に終わったとはいえ、一度は政権担当した経験のある政治家が多くいる。
経験というのは非常に大きな選択の要素にもなる。

もう20年以上前のことになるが「日本新党」の細川代表が非自民連立政権の首班となり、総理大臣を務めたことがあった。
しかし短命で終わってしまったことを国民は覚えているだろう。
知事経験がある政治家でも、国政となるとまた話が違ってくるのかもしれない。
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いずれにせよ、現在の安倍政権に判定を出すいいチャンスが来たということだ。

安倍首相は、民進党の弱体化、新党の足並みがそろわないうちにさっさと選挙で逃げ切ろうという作戦かも知れないが、描いたストーリーどおりに事が運ぶのだろうか。もしかすると自ら墓穴を掘るという結果もないわけではない。


一方、野党がバラバラでは与党の思うつぼ、何とか塊になって票を集めなくては政権交代はない。

今の自公政権にyesというのかnoというのか、我々有権者は投票日までに意思を決めなくてはいけない。

もう一つ気になるのは公明党の動向である。都議会ではすでに自民党とたもとを分かっている。
小池代表からラヴコールをもらった山口代表だがどのように動くのか。
今時点では当然自民党と足並みをそろえて進むと思うのだが、離党者などが出てくると風向きが変わることになるかもしれない。

また、小池代表は立候補せず都知事の職責のまま選挙に臨むと発表した。
テレビでコメンテーターの方が、小池さんを評して「今や都民ファーストから都民セカンドになってますね」と語っていた。
この辺りも有権者にどのような影響があるのか、ないのか、微妙なところである。


とにかく歴史に残る選挙戦になると思われる今回の衆議院選挙。

ただの傍観者になるのか、意思表示をして選挙結果を楽しむのか。

願わくば、この歴史的な選挙に参加していただきたく思う。




先日テレビのニュース番組で「マジソンバッグ」のことを放送されていました。
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「うわー、めちゃくちゃ懐かしい!」

僕らが中高生の頃、爆発的に流行したバッグです。

街を歩くと大半の学生が持っていたように記憶しています。
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ほとんど紺色が多かったのですが、白や茶というヴァージョンもあったようです。
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僕が持っていたのも紺色でした。
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そうです。このわしのマークに「U.S.A」の文字です。

何でも、バッグメーカーのACEが出した商品で、あるデパートからの依頼でこの「マジソンバッグ」が誕生したそうです。

現在の明仁天皇も中高生の頃、この「マジソンバッグ」を使用していたそうです。
ただし、「MADISON  SQUARE GARDEN」などの文字が入っていない特別注文品だったという話を当時のエースの担当者さんが話していました。

あまりに売れたもので、出回っている商品の半分くらいは偽物だったそうです。
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しかしメーカーの方も受注に対し生産が追い付かず、あえて偽物を黙認していたらしいです。

正規品が当時1500円で売られ、パチモンは800円から1000円くらいだったそうです。
現在の価格にすると大体4倍くらいでしょうか。


何のことはない普通のスポーツバッグなんですが、当時まだスポーツバッグと呼ばれるバッグがあまりなく、そのカテゴリーの先駆者的な存在だったかもしれません。

なんと言っても「MADISON  SQUARE GARDEN」の文字がかっこよかったですね。

単純に憧れのような感情が生まれていました。


ついでに思い出しました。
マジソンバッグが流行った少しあとだと思いますが、女子高生の間で「ピーナッツバッグ」の大流行もありました。
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当時の女子高生がみんな持っていたような覚えがあります。
布製のバッグにカラフルな色でスヌーピーのキャラクターたちが描かれていました。



今では、流行しているからといって皆が同じものを持つという傾向は少なくなりましたね。
昔と違って今の子たちは価値観が違うのでしょう。
一言でいうと時代が変わったということです。

昔は皆と同じものを持つことで満足感を得られているところがありました。

現代は、個性を重んじるため、逆に同じものは持ちたくないという意識が強いのかもしれません。


マジソンバッグに話を戻しますが、最近、あるお店が売り尽くしセールのようなイベントで販売されているというニュースでした。
どうやって入手したかというと、倒産した店の商品を丸ごと買った時の中にこのバッグが混じっていたそうです。
なかなかすごい話です。

懐かしき昭和の時代のお話しでした。

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